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家づくり 2022/04/12

デコスタイルマガジン編集部 Miki

ジャパンディスタイルの住宅とは

最近よく聞くフレーズ「ジャパンディスタイル」。この「ジャパンディ」って一体何?住宅なの?と思う方は多いでしょう。

この「ジャパンディ」とは日本を表すジャパンと北欧を表すスカンジナビアを組み合わせた造語で、日本の「和」に見られる「侘び・寂び」の素朴さと、スカンジナビア(北欧)のデザインにある「機能性」を重視して、モダンを融合したスタイルのことです。簡単にいうと、日本+北欧の住宅の特徴をミックスした空間のことで、今世界的にトレンドの新スタイルとして人気を博しています。

純粋なジャパニーズスタイルでもなければ、完全な北欧スタイルでもない、絶妙なバランスで成り立つ「ジャパンディ」。人気の原点が日本ではなく、海外発というのが、嬉しい特徴でもありますね。ではその「ジャパンディ」とは一体どんなスタイルの住まいなのでしょうか。

ジャパンディスタイルは北欧デザインが好きな方にはぴったり

画像:北欧〈Luonto〉

北欧と日本はどちらも、木のぬくもりやあたたかさを感じられる家を好み、シンプルな家具、インテリアを取り入れる傾向が見られます。また、近年よく聞く「Hygge(ヒュッゲ)」(※デンマーク語で「居心地がいい時間や空間」といったニュアンスで使用される言葉)と、日本の「侘び・寂び」の概念はどちらも「日々の小さな幸せを感じる」という共通点があります。

道具そのものだけでなく、暮らしの上で大切な思想概念の面で見ても、お互いの親和性は高いといえます。北欧と日本のインテリアを上手にマッチさせ、落ち着きのあるゆとりの空間が生まれる。これが「ジャパンディスタイル」と言えるでしょう。

ジャパンディスタイルを実現する5つの特徴

ジャパンディスタイルは大きく分けて5つの特徴があります。

1.アース・ニュートラルカラー
2.クラフトマンシップを意識した、サスティナブルなアイテム選び
3.背丈の低い家具で、和の雰囲気がアップ
4.モノを置きすぎず、すっきりとまとめる
5.植物やアートをポイント

ジャパンディインテリアの特徴は、明るくナチュラルなアースカラーをベースとして、モダンで機能的なデザインの自然素材の家具をシンプルにレイアウトするというもの。

そして日本の様式美を取り入れ、色味も抑えて華美な空間にはしません。あくまでもシンプルでモダンなのが基本です。

1.木や土の色をベースに・・「アース・ニュートラルカラー」

画像:北欧〈Helmi〉

日本の和室、特に茶道でよく使われる茶室のように、木や土といったアースカラーを基調にまとめるのがポイントです。

一方で、北欧デザインはモノクロやペールトーンのほか、くすんだ色味が多いのですが、中でもグリーンやベージュ・グレーといったカラーとの相性は抜群。

主に白を基調とし、全体的に色数をおさえることで、ひとつひとつのアイテムの素材やフォームを際立たせることができます。特にベースとなる家具類は、出来るだけ落ち着いたトーンで揃えるのがおすすめです。

2.職人の手による家具・インテリアなど・・「サスティナブルなアイテム選び」

スタイリッシュでモダンなスタイルの中に、工芸や手仕事のような、職人の手による家具・インテリアを取り入れることが、ジャパンディスタイルづくりのカギ。ただし「手仕事なら何でもいい」ということでもありません。

華美な装飾は控え、実用性を重視した素朴なものを選ぶといいでしょう。また、長く使えることを前提に「土に還る」「できるだけ地球を汚さない」といったポイントも重要です。本来の暮らしに沿ったアイテム選びは、ジャパンディスタイルに必要不可欠な要素といえます。

3.背丈の低い家具で、「和の雰囲気」を

画像:こだわりがいっぱい詰まったおうち

クローゼットや本棚など、背の高い家具が多くなると、空間に圧迫感が生まれてしまい、なかなか落ち着くことができないものです。特に、床に座る習慣がある日本人にとって、背の低い家具やインテリアは相性がいいもの。

ベッドや棚を選ぶときは、全体の高さを控えめにすれば、和室にいるかのような安らぎを得られます。

4.すっきりまとまった「クリーンでモノの少ない部屋づくり」

ジャパンディスタイルの大きな特徴のひとつに「クリーンでモノの少ない部屋づくり」が挙げられます。基本的に持ち物が少ないという点はもちろん、いつも清潔で散らかっていない状態を保つことが大切です。そうはいっても、収納場所がないのは困りもの。

片付けが苦手な人には、脱いだ服や読みかけの本などをとりあえず入れておける、自然素材のバスケット・ボックスがおすすめです。適度にモノを持たない暮らしは、ジャパンディスタイルのクリーンさを保つためにもぴったりで、自然とミニマルな生活を実践できます。

5.ポイントに取り入れたい「植物やアート」

茶道では茶室に客人を招く際、必ず花を活け、掛け軸に書を飾ります。
同じような感覚で、部屋にちょっとした植物を置き、アートを取り入れてみるとよいでしょう。アートは華美なものを選ばず、あくまでもシンプルでニュートラルなテイストがおすすめ。人の手によるあたたかさ雰囲気が漂う、ハンドメイドのタペストリーもよさそうですね。
植物は素朴で可憐なムードの種類をセレクトして、季節の移ろいを楽しみましょう。

画像:北欧〈Luonto〉

日本&北欧デザインの融合で、心地よい部屋を実現

画像:家族の食事時間を大切に・・・まるでカフェ気分なソファダイニングの家

このように実は多くの共通点を持つ日本と北欧のスタイルをブレンドし、相乗効果によって進化を遂げた、「ジャパンディ」。クラフトマンシップの漂う粋なムードや、自然素材を活かしたシンプルなあたたかさに、北欧のモダンなテイストをあわせることで、心地のよい空間が生まれます。

ジャパンディスタイルのリビング

画像:親子でのびのび過ごせるおうち

北欧インテリアのデザインやアイテムを使って、伝統的日本様式のようなシンプルな空間にしたのがジャパンディスタイルのリビングです。

例えばインテリアは和を意識した物にし、ファブリックなどは北欧製で落ち着きのある雰囲気に仕上げると、「ジャパンディ」のリビングの出来上がりです。逆に北欧家具を置いて、タタミや障子などで空間をつくっても、魅力的な「ジャパンディ」のリビングになるでしょう。
このとき、気を付けたいのはあくまでもシンプルにすること。華美な色合いを避けてインテリアやファブリックをセレクトしてください。

ジャパンディスタイルに欠かせない和室

画像:青色のアクセントがおしゃれなおうち

ジャパンの様式美である和室、和空間も「ジャパンディ」には欠かせません。床の間、柱、障子、襖、タタミなどを上手に使って、まず和テイストの空間をつくります。その上で、インテリアは北欧の物などをセットすると、そこはもう「ジャパンディ」の和室になります。

障子は雪見障子などがあっても、味のあるステキな和室になるでしょう。このように、リビングも和室も簡単に表現すると「ミニマル+シンプルを意識した空間作り」が基本になります。

物をあまり置かず、空間づくりだけで雰囲気を楽しむ。植物やアートを置いて、気持ちにゆとりをもたらせてくれる。そんなお家が、ジャパンディ住宅と言えると思います。興味のある方は、今やトレンドの先頭となっているジャパンディ住宅にチャレンジしてみてください。

インターデコハウスなら、北欧風テイストをベースにジャパンディ住宅が可能です!

インターデコハウスは輸入住宅専門の住宅ブランド。

インターデコハウスの輸入住宅は、欧米各国の考え方を大切にしているため、デザインをむやみに変えたりアレンジしたりいたしません。そのデザインになったルーツについても深く考え、尊重しながらプランを作成しています。

かと言って海外の敷地面積や気候とは異なるため、そこに囚われすぎることなく日本でも暮らしやすい家づくりを行っています。(詳しくは下記ページもご覧になってみてください)

インターデコハウス北欧スタイルの家をベースに、和のモダンなインテリアで空間づくりを行うと、すでにジャパンディな住宅になること間違いなしでしょう。

あなたもそんなステキなジャパンディ住宅をプランニングしてみませんか?

 

\3分でわかるインターデコハウス/

Writer

デコスタイルマガジン編集部Miki

インターデコハウスの「自分好みの輸入住宅を建てたい方の為のお役立ち情報メディア」Déco Style Magazine(デコスタイルマガジン)編集部ライターです。
北欧・南欧・北米のライフスタイルやインターデコハウスの暮らし情報、家づくりネタなどを配信しています。

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