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輸入住宅について 2021/01/19

デコスタイルマガジン編集部 Kato

南欧風と北欧風の家の違い

北欧風の家と南欧風の家の違いって?

輸入住宅に憧れる・・でも輸入住宅って、どんな種類やテイスト・デザインがあるのかな?と写真や情報をお探しの方は「南欧風」と「北欧風」という言葉をよくお聞きになるのではないでしょうか。

そこで当記事では「南欧風」と「北欧風」の家の違いについてわかりやすく解説していきたいと思います。

「南欧風」と「北欧風」、あなたのイメージにあったデザインはどちらでしょう。

どちらも魅力的で人気のデザインですよ。まずは国や気候の違いから見ていきましょう。

南欧とは

南ヨーロッパのことを主に南欧といい、イタリア、スペイン、ギリシャ、ポルトガル、バチカン市国など、地中海沿岸諸国のことを指します。

かつてはローマ帝国が栄えていた地で、ヨーロッパの中でも特に歴史が古い地域です。穏やかな気候で、とくに夏季は世界各国から人が訪れるリゾート地が人気です。

北欧とは

北ヨーロッパのことを主に北欧といい、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、アイスランドのことを指します。

社会福祉が行き届いている国が多く、豊かな天然資源にも恵まれているので生活水準は高く、世界の幸福度ランキングでも上位にランクインする国々が多いです。

南欧の気候について

アゾレス高気圧の影響で、夏は日差しと乾燥が強く、また40度を超えることもあるほどの高い気温になります。

夏は北欧よりも暑くなり、冬は北欧より過ごしやすくなるのが特徴です。

北欧の気候について

四季がハッキリしているものの日本と比べると降水量が少なく、太陽が昇らないため昼間でも薄暗い「極夜」、反対に夜中でも明るい「白夜」があるのが最大の特徴です。

大規模な暖流がノルウェー沖を流れるため、同緯度帯と比べて寒さは穏やかですが、やはり雪は降ります。

フィンランドでは1年のうち、1/3が冬に当たると言われるほど。

しかし、ノルウェーでは気温が-10度以下になるのは一冬で10日、多くても20日ほどなので、日本人がイメージするほど寒くないのかもしれませんね。

南欧風の家とは

それではまずは南欧風住宅の家の特徴をご紹介いたします。

南欧風の家の特徴その1「妻側の屋根(軒)が出ていない」

一般的には妻側の屋根が出ていない(軒がない)ことが多い南欧風の家。

スマートですっきりとした印象ですね。まったく軒がない家もあれば、浅めだけど軒がある、という家もあります。

南欧風住宅とは異なり、一般的な日本の住宅は、軒がしっかりある家がほとんどです。

それではなぜ、南欧風デザインの家は妻側の屋根が出ていない(軒がない)ことが多いのでしょう。

 

それは南欧地域の気候が大きく関係しています。

前述の通り、南欧の夏はカラッとしていて雨が少なく、雨の多い日本に軒の深い家が多いのと異なり、深い軒をつくる必要がありませんでした。

そのため、南欧の一般的な家は軒が浅くつくられることが多く、日本で建てる時も「軒を出さない(もしくはできる限り浅くする)ことが、本物の南欧風住宅に近づくポイントとなっています。

南欧風の家の特徴その2「明るい色合いの塗り壁」

白など、明るい色を使用した塗り壁も、南欧風の家の特徴です。

夏は気温が高くなる気候から、太陽の光を反射させ、室内をなるべく涼しく保つことができるように明るい色合いを使用することが多いのだそうですよ。

南欧風の家の特徴その3「華奢で細かな装飾」

南欧風住宅のデザインの特徴といえば華奢(きゃしゃ)で細かな装飾が特徴的です。

アイアン製の装飾

特にアイアン製の妻飾り(屋根の側面の三角形になっている部分の壁面に施す装飾)をつけると、一層本場の南欧住宅のよう。

アイアンの格子や門扉、フラワーボックスなども南欧らしさを表現するのにおすすめです。

アール・ヌーヴォー調デザイン

アール・ヌーヴォーといえば、19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパで開花した「自然のモチーフ」と「自由な曲線」のデザインが特徴的な新しい芸術です。

このような曲線的なアール形状の開口部は南欧風住宅ならでは。


曲線で柔らかい印象を受けるアプローチや、門柱など外構にも多くアール曲線は取り入れられています。

▼南欧風住宅の外観:参考記事

南欧風の家 内観の特徴

南欧風住宅の内装も外観と同じようなイメージがよく似合います。

アイアン素材を取り入れたアイアン家具や、白や茶色基調のアンティーク家具もよいでしょう。

地中海のリゾート地らしいデザインを取り入れるのもステキですね。

シンプルでナチュラルなインテリア・デザインも人気です。

どのテイストでも共通して忘れないで取り入れたいのが、曲線的なデザインだったり、アール壁だったり、アイアンが取り入れられているということ。

これらで南欧デザインらしさが表現できます。

北欧風の家とは

ここからは北欧風住宅の家の特徴をご紹介いたします。

北欧風の家の特徴その1「三角屋根で妻側の屋根(軒)が出ている」

寒くて長い冬が続く北欧では、冬は積雪対策として急勾配で三角屋根にしている家が多くあります。日本でも雪が多い地域では三角屋根の家が多いのと同じですね。

南欧風の住宅デザインとは反対に、軒を出すことで北欧らしさを表現できます。

北欧風の家の特徴その2「特徴的な妻飾り」

また、ゲーブル・ペディメントという、切妻と屋根のつなぎ目の装飾部材(破風飾り・妻飾り)があるとより北欧住宅らしくなります。

南欧風の特徴でも妻飾りは挙げましたが、そのデザインは全く違いますね。

北欧風の家の特徴その3「シンプルな外観」

南欧風のような華奢(きゃしゃ)な装飾が随所に施されている外観と異なり、北欧風住宅のデザインは基本的にシンプルなデザインが多いです。

本場の北欧では雪が多いため、メンテナンスがしやすいようにとシンプルな作りの家を好む人が自然と多くなっているのだそう。

また、豊かな自然の中に家を建てることも多いことから自然に調和できるよう、シンプルな見た目になっているのかもしれません。

ツートンカラー

このようにシンプルな作りの中でも、1階と2階部分の外壁の色をわけたツートンカラーの住宅も多く、北欧風デザインならではの特徴と言ってもよいでしょう。

白い窓枠

合わせて白い窓枠のデザインも北欧住宅らしいデザインです。北欧では木製の窓枠を採用することが多く、合わせて窓ガラスは複層にすることで、断熱性が高くて機能性の優れた窓を実現しています。

家の中から見ると、外の景色を切り取った額縁のよう。

自然を愛し、自然との暮らしを楽しむ北欧の人々のアイデアが詰まっています。

▼北欧風住宅の外観・内観:参考記事

北欧風の家 内観の特徴

比較的「シンプル」とご紹介した外観と異なり、北欧風住宅の内観・内装はおしゃれでカラフル

冬が厳しく長い北欧では家の中で過ごす時間が自然と長くなることから、インテリアに手間をかけ、居心地のよい空間をつくることが必須となります。

ちなみに「カラフル」と言っても「派手」とは異なります。「アースカラー」と呼ばれる、白・グレーや緑色、カーキなどがインテリアの基本となる色で、大地や植物の色をイメージした色のことを指します。

そこに明るめの差し色を添えることで一気に北欧らしく。

特にカーテンに明るめの草木柄や花柄などを取り入れると一気に雰囲気が変わり、心も弾むような空間に。

▼北欧風住宅のリビング:参考記事

いかがでしたか??今回は南欧風の家と北欧風の家の違いをご紹介いたしました。

輸入住宅ブランド「インターデコハウス」では南欧スタイル北欧スタイルに加えて北米スタイルの輸入住宅をご提案しています。

ホームページ内で特徴もご紹介しておりますので参考にしてみてください。

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Writer

デコスタイルマガジン編集部Kato

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Déco Style Magazine(デコスタイルマガジン)編集部ライターです。北欧・南欧・北米のライフスタイルやインターデコハウスの暮らし情報、家づくりネタなどを配信しています。

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