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Ⅱ型キッチンとは?【人気急上昇】
進化の著しいキッチンスタイル。思えばキッチンはいろいろ変わってきましたね。
どのように変化してきたのか、サラッと振り返ってみましょう。
\この記事でわかること/
目次
キッチンの歴史と進化
皆さんの思い出にある古いキッチンはまず壁付きキッチンではないでしょうか。コンロもシンクもワークスペースも壁に付いているため、キッチン作業は割と孤独な印象です。窓も無ければ日中でも電気が必要だったかもしれません。
その後に思い付くのはL型キッチンです。このタイプは今もありますが、L型キッチンだけ独立していて、リビング・ダイニングと一体感がないイメージです。
キッチン革命となったのは、おそらく対面式キッチンでしょう。「ママがひとりで孤独に作業をしていた場所」から、「家族と会話ができるオープンなキッチン」への変身は、あっという間に浸透しました。
画像:北欧〈Helmi〉
そして今、コンロ台とシンク台が分かれたⅡ型キッチンが大人気となっています。
Ⅱ型キッチンが今、人気の秘密とは一体何なのか、ここでひも解いていきましょう。
Ⅱ型キッチンとは?
Ⅱ型キッチンとは、シンク台とコンロ台が2列に分かれたタイプのキッチンのことです。
「2列型」と言われることもあり、分かれていることから「セパレートキッチン」と呼ばれることもあります。
最近はⅡ型キッチンの人気が上がってきて、取り入れるおうちがたくさんあります。
Ⅱ型キッチンにはどんな良さやメリットがあるのでしょうか?
Ⅱ型キッチンのメリット
作業動線が短くワークトライアングルも可能に
Ⅱ型キッチンは一方にコンロ台、振り向くとシンク台があるため、コンロからシンクへの移動が身体の向きを変えるだけでできます。
画像:北米〈Lei's〉
歩くことなく、後ろを向くだけなので作業動線が短くなります。まさに時短でのお料理づくりが可能ですね。
また、冷蔵庫の配置する位置によってワークトライアングルを作りやすいというメリットがあります。
ワークトライアングルとは、シンク台を中心に背面の左右にコンロ、冷蔵庫があり、このラインを結ぶと三角形になることです。
仮にコンロが右寄り、冷蔵庫がコンロ台の左にあるとします。この配置ですと、シンクから左へ振り向くとコンロ、右へ振り向くと冷蔵庫があります。
冷蔵庫から出した食材をシンクで洗ったり、準備をした後はコンロでお料理。この流れがスムーズなので、忙しいママにはぴったりのキッチンスタイルと言えるでしょう。
作業スペースが広く使いやすい
II型キッチンは2つのカウンターがあるため、作業スペースを広く取りやすくなります。調理が効率的にできるので、ご夫婦やお子さまと一緒に調理がしやすくなりますね。
パーティなどを行うときも、大人が複数人でわいわいと楽しく準備ができます。
収納スペースが多くて嬉しい
2つのカウンターがあることで、収納スペースを他のキッチンレイアウトと比較して多く確保できます。
また、II型キッチンのコンロ台の方を壁付けにすることで、壁面収納も利用でき、さらに収納スペースを確保可能です。
収納スペースが多いので、パントリーを設けなくても十分なご家庭も多いかもしれませんね。
アイランドキッチンと比較して油はねが気になりにくい
Ⅱ型キッチンでコンロを壁側にした場合、アイランドキッチンと違って部屋への油はねが気にならない点もメリットでしょう。アイランドキッチンのメリットもありつつ、デメリットも解消できるⅡ型キッチン。魅力的ですよね。
II型キッチンのデメリット
濡れた物を運ぶ時に注意すること
II型キッチンのデメリットとしては、食材を洗うところと調理をするところが離れているため、洗った食器や食材などの濡れた物をシンク台からコンロ台へ運ぶ時に、床に水が落ちやすいという点です。
例えば洗った野菜などはザルとボウルの二重にして運ぶなど、手間が増えてしまいますね。I型のキッチンだとそのままワークスペースの横がコンロになるため、このようなことはありません。
対策としては、床材をフロアクッションやタイルなどの、水に濡れてもいい素材にすると良いかもしれません。
お掃除もラクで汚れも落ちやすい素材にすると安心です。
カウンターが2つ!広いスペースが必要となります
これが一番のデメリットかもしれません。II型キッチンは作業スペースが広くなるというメリットはありますが、カウンターを2つ設置できる広いスペースが必要となります。普通ならひとつで良いものが2つなので、どう工夫してもスペースが必要になりますね。
ですが、コンロ側には収納スペースを多くすることで、通常のI型キッチンにカップボードというスペースとあまり変わらない空間にすることもできます。
カウンター収納を工夫したり、収納の多いキッチンプランを選択することで解決できます。
画像:南欧〈Spanish〉
身体の向きを替える動作が多くなるのは面倒?後悔する?
コンロとシンクが前と後ろに設置されているため、調理の際には身体の向きを変える作業が多くなります。
これを面倒だと思うか、便利だと思うかは人それぞれです。
I型キッチンは横の移動になりますが、Ⅱ型は向きを変えるという全く違う動きになります。
慣れるまでは疲れるかもしれませんが、作業スペースが2か所にあるので、考え方によってはじっくりと作業ができます。
ただ一つお伝えしたいのは、何でも慣れてしまえばOK!きっと自分なりの効率の良い使い方が見つかるはずです。
Ⅱ型キッチンのレイアウト例
Ⅱ型キッチンのレイアウトはコンロ側を壁付けにすることがベスト
シンク側のカウンターは大勢で作業ができ、親子での準備がしやすいので、コンロ側を壁付けすることをおススメします。
コンロが後ろになることで、お子さんがシンク台で作業をしても危なくありませんよね。
シンク台を中心に考えると、コンロ台はどうしたら良いのか自ずと決まってきます。
Ⅱ型キッチンはスペースを分けるので、面倒と思われる方もいるかもしれません。
しかし、共働きが当たり前の今、ご夫婦で作業をすることも増えていると思いますので、広いスペースで奥さまは調理をしてご主人は洗い物など、家事も一緒に行えます。
これからの家族構成や役割にぴったりで、家事や料理を皆で楽しめるのがⅡ型キッチンなのです。
上記のレイアウトは、筆者の思う理想的なⅡ型のキッチンです。シンク台とコンロ台が分かれていて、コンロ台は壁付け。どちらのカウンターにも収納スペースが豊富で、特にコンロ側には上部の吊収納もありますね。
窓もあり爽やかな陽ざしや風を感じながら調理できます。シンクはリビング側を向いているため、洗い物をしながら家族とのコミュニケーションも楽しめます。
リビング側から見たⅡ型のキッチンスペース。こちらのキッチンはコンロ台の横には勝手口がありますね。
シンク台のカウンターは広く、ご家族で作業もラクラクできる広さです。さらにコンロ台の裏側は回遊できるため、より便利な動線となっています。冷蔵庫や収納スペースは横にあり、おしゃれでスタイリッシュなⅡ型のキッチンスペースです。
インターデコハウスのかわいい&スタイリッシュなⅡ型キッチン
輸入住宅ブランド「インターデコハウス」の南欧スタイル〈Brisa〉でもⅡ型キッチンを採用しています。
画像:南欧〈Brisa〉
他にないようなデザインで、インターデコハウスの魅力がぎっしり詰まっています。タイルを使って、かわいい&スタイリッシュだけど、甘くなりすぎない魅力を放っていますね。
インターデコハウスのキッチンは写真のようなかわいいタイルが特徴で、様々なデザインに対応可能。標準仕様で自分好みにカスタマイズまでできちゃうんです。インターデコハウスのキッチンについては下記記事でも紹介していますのでチェックしてみてくださいね。
インターデコハウスの「キッチンギャラリー」や「標準仕様」のページにもかわいいキッチン情報がもりだくさんです。
かわいいカタログもぜひ取り寄せてみてください(^^)
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デコスタイルマガジン編集部
インターデコハウスの「自分好みの輸入住宅を建てたい方の為のお役立ち情報メディア」Déco Style Magazine(デコスタイルマガジン)編集部ライターです。
北欧・南欧・北米のライフスタイルやインターデコハウスの暮らし情報、家づくりネタなどを配信しています。
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