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家づくり 2021/06/30

デコスタイルマガジン編集部 Miki

子供部屋のおすすめの間取りは?後悔しないためのポイント

家づくりを検討しているときは、子供部屋についても考えると思います。大体個室で、子供が2人なら2部屋、3人なら3部屋。

ですが、子供が生まれたばかりだったり、小さなときは個室をあまり使いませんよね。ママと一緒にいるか、遊んでいてもママの目が行き届く場所で過ごすことになると思います。

そこで2階の子供部屋スペースはオープンにしておき、大きくなったら間仕切りできるようにドアを2カ所に、そして窓の配置も2部屋を想定して配置しているケースが多いでしょう。

そんな子供部屋ですが、どういうプランにしたら楽しく快適なのか、そして後悔しないためのポイントも含めて考えてみましょう。

子供部屋の間取りを考える。やっぱり6畳必要?

広さについて

子供部屋の間取りを考える場合、先にあげたように最初は間仕切りのないオープンなプランを考える方が多いと思いますが、将来的に個室になると考えた場合も、最初から個室にする場合も、どの程度の広さが必要でしょうか?

6畳?6畳といえば結構広いですね。子供部屋に必要なモノは学習机、本棚、ベッドなどです。これらを置いておくだけなら4.5畳で十分ではないでしょうか。

子供部屋の広さについては、あまりこだわらなくても良い、狭くても良いと筆者は考えます。何故なら、子供たちはいずれ巣立っていき、家から離れて独立していくから・・。

その後は使わない空間になりますので、「広いのはもったいない」というのが、一通り子育てが落ち着いた筆者が考える、正直な意見です。

間取りについて

子供が2人でも3人でも、同性の場合はひとりひとりの個室はなくても良いかもしれませんが、年齢差によっては、受験時にしっかり壁のある個室があった方が良い場合もあります。

なかなか難しい問題ですが、兄弟が何人なのか、性別や年齢差によって状況が異なりますので、数年後のこともしっかり考えてプランニングしていきましょう。

シンプルの中に光る子供らしさが魅力のお部屋 写真:北欧〈Luonto〉

2人兄弟で、小さなうちは同じ空間で過ごし、あとから個室にする場合

2人兄弟の場合は8~10畳程度の広さの部屋をプランニングし、同じ部屋で過ごしても良いでしょう。

今では机が2つ並んでいるツインデスクもありますので、仲良く2人でお勉強、そして遊ぶのも楽しいと思います。いずれ希望があれば可動間仕切りなどを置けるようにしておくと良いですね。この可動間仕切りは収納タイプもありますので、これはなかなか便利です。

また女の子同士の場合では本棚などはそれぞれにセットして、かわいらしいカーテンなどで仕切っても良いでしょう。または先ほどあげたように間仕切り収納をセットするとカバンや洋服なども整理できて快適です。

画像:家族の笑顔があふれる家

2人兄弟それぞれに最初から個室を用意する場合

広さはそれぞれ4.5畳で、子供たちの意見を聞きながらプランニングしていきましょう。

例えば「こんな壁の色がいい」、「机はここに置きたい」「かわいいカーテンを付けたい」など、なんでも良いので希望をまず叶えてあげましょう。

子供部屋らしく、壁クロスは男の子なら楽しいイラスト入りやチョークでイタズラ描きができるようなモノを。女の子ならピンクや花柄の壁クロスやカーテンを使って、チャーミングな空間づくりをしてあげれば喜ぶでしょう。

子供が、独立するまで過ごす大切なお部屋です。子供が既に大きい場合も同じように、まず希望を聞くことからスタートしてください。

豊かな心を育むお部屋 写真:北欧〈Luonto〉

3人兄弟の場合の個室は?

子供が3人いるから個室も3部屋必要か?と考えると、特に3部屋はいらない場合もあるかもしれません。同性同士で1部屋、そしてもう1部屋の2部屋で良いでしょう。

2人で使う部屋は多少広くして、もうひとつの部屋はやはり4.5畳程度で良いと思います。

とにかく子供部屋に広さはあまり必要なく、できるだけ機能的に上手にプランニングしてください。2階の残ったスペースはフリースペースにしておくと、住まい方の可能性も広がります。

ある程度、ライフスタイルの変化に対応できるよう、これからの生活も考えたプランにしておきましょう。

大人の心もキュンとなる!かわいい子供部屋 画像:南欧〈Spanish〉

子供部屋プランニングのポイント

前述のように、子供が2人でも3人でも、やはりいずれ巣立つ子供たちなのでコンパクトにプランニングし、その分フリースペースを作ってカウンターを置くなどすると、そこがスタディコーナーにもなり、フレキシブルに活用することができます。家族構成やライフスタイルはどんどん変わっていくので、融通の利くプランニングが大切です。

画像:"レトロ"&"アンティーク"でまとめたカフェ風の自慢の家

子供が中学生の場合は勉強しやすい個室をプラン

子供が中学生など受験期の場合は、個室が必要になるでしょう。ひとりでゆっくりと勉強できる空間は必要です。

広さはやはり4.5畳~6畳。6畳までなくても十分だとは思います。個室にはクローゼットを設けて、ここを上手に活用して勉強用の資料なども収納できるようにしておくと機能性も高まります。

また、中学生ともなるとオンライン授業などもあると思いますので、パソコンやタブレットを快適に使えるようにWi-Fiの設備なども整えておきましょう

狭い個室ではゆとりが生まれるロフトを

そうはいっても、4.5畳ではちょっと狭い。そう思うときは、ロフトスペースのプランニングをしましょう。

ロフトを寝る場所にすると、室内にもゆとりが生まれます。ロフトは延床面積には含まれませんので、三角屋根ならうまくロフトを作ることができます。

眠る場所ではなくても、収納スペースにもなりますので、ロフトもひとつの工夫といえます。

子供部屋の後悔したポイント

子供部屋をオープンにしていたけれど、後から個室にするのが面倒

これはリフォーム工事などで「壁」を作ると、確かに面倒だとは思います。

ですが、先ほど紹介したように間仕切用の収納などもありますので、これを2つ購入し、向きを逆にして並べると収納スペースも増えて便利です。

予算はかかりますが、いずれにしても部屋を分けるときは資金も必要になります。必ずしも「壁」ではなくても良いので、そこは自由に考えてみましょう。

子供部屋の個室を2部屋作ったけれど、日当たりが違って喧嘩になってしまった

これも間取り上出てくる問題ですね。2部屋とも南向きなら良いのですが、これは考え方次第です。

南向きなら良いと考えがちですが、夏の日差しもまともに入ってくるので暑さの問題も出てきます。ここでは窓の配置ではなく数の問題ですね。

窓を2面に設けることで、日当たりと風通しも良い部屋になりますので、ここで工夫して2面の窓をプランニングしてください。

リビングの上を子供部屋にしたら、足音がうるさい

これも暮らしてみないと分からない問題ですね。ですが子供たちの多少の足音は仕方がありません。

でもできれば、リビング上は夫婦の寝室に、そして他のスペースの上に子供部屋があると、音の問題は軽減されると思います。ここも最初の段階で考えておきましょう。

1階にスタディコーナーを作ったら、子供部屋は寝るだけの空間になってしまった

1階のどこかにカウンターをプランニングして、スタディコーナーにしていたら、そこで勉強をする癖がついて、個室にはあまり行かなくなった。寝るだけになってしまった。こんなケースもあります。

これはもう仕方がないといいますか、子供のペースに任せておけば良いと思います。そのスタイルが一番なら温かく見守ってあげましょう。

子供2人だったのが予定外に3人目、子供部屋は2部屋のみ

子供に個室が必要になるのは中学生ぐらいになったときなので、それまでは1階で過ごして、大きくなったときに寝室のウォークインクローゼットなどを潰して、4.5畳程度の部屋を作ってあげましょう。

または、1階に個室がある場合はそこを夫婦の寝室にして、2階の寝室を一番大きな子供の部屋に、そしてスライドして3番目の子供の部屋にすると資金もかからず、一番暮らしやすいパターンとなります。

このようなことが想定される場合は、客間またはフリールームなどを作っておくと、家族構成の変化にも対応できる住まいとなりますね。

まとめ

いかがでしたか?子供部屋問題は将来的なことをたくさん想像して考えなければならない為、数年経ってから「失敗した!」「後悔した!」と思う方も多くいらっしゃいます。

そのような方の声を参考にしながら、ご自分の家族にあった間取りプランが完成すると良いですね。

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Writer

デコスタイルマガジン編集部Miki

インターデコハウスの「自分好みの輸入住宅を建てたい方の為のお役立ち情報メディア」Déco Style Magazine(デコスタイルマガジン)編集部ライターです。
北欧・南欧・北米のライフスタイルやインターデコハウスの暮らし情報、家づくりネタなどを配信しています。

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