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輸入住宅について 2022/06/10

デコスタイルマガジン編集部 Miki

ラップサイディングの家とは?外観施工例もたっぷりご紹介

ラップサイディングとは、外壁サイディングのひとつの種類で、窯業系サイディング、金属系サイディング(ガルバリウム鋼板など)、そしてラップサイディングもその仲間になります。

このラップサイディングとは、アーリーアメリカンの住まいなど海外の住宅では主流となる外壁材で、簡単に言うと幅の細いサイディングを1枚1枚重ね張りにして仕上げていく外観のことです。

そこで考えてみると、日本でも似たような木質の外壁がありますね。こちらは下見板貼りと言い、古い住宅などではこの外壁も多くありましたが、今の一般住宅ではほとんど見かけることはありません。

木目のサイディングを横貼りにしたい場合は、このラップサイディングが適しています。カラーも豊富で、高いデザイン性が魅力的です。

ここではラップサイディングの特徴やメリット、デメリットなどを検証し、施工画像を含めながらご紹介していきます。ぜひ、家づくりの参考にしてください!

ラップサイディングとは?外観の特徴

ラップサイディングの家は、先にご紹介したように、幅の細いサイディングを1枚1枚横に重ね張りにして外観を仕上げていきます。ほかのサイディングと違って、コーキング材を使わずに接続部分に特殊な加工を施しています。

このため、重なった資材に独特の陰影ができ、素材の色合いを引き立たせてくれます。

出来上がった外観はラップサイディング特有の、温かみと高級感のある雰囲気を演出し、他の住宅とはまた違う魅力を醸し出しています。

▲明るいラップサイディングですね。カラーは「ライトマスタード」です。窓のヴォレーはブラウンで、相性が良く、かっこいい外観となっています。

ラップサイディングで使われる3種類の素材

窯業系:窯業系はセメントに繊維を混ぜて作った板材です。最も採用率が高く、デザインによって値段も異なります。デザインにこだわりたいのであれば、窯業系がオススメです。

樹脂系:樹脂サイディングは塩化ビニールで作られた板材です。防火性能に優れており、寒さにも強いので、寒冷地の住宅で比較的選ばれやすい板材となっています。素材の中で最も耐久性が高いものです。

木質系:木質系は天然の木を加工した板材です。木ならではの質感を味わえて、熱を吸収しないのが特徴です。しかし天然の木を加工しているので、防火性能には期待できません。こだわりがなければ窯業系か樹脂系を選ぶことをオススメします。

ラップサイディングのメリット

高いデザイン性

では、このラップサイディングのメリットをあげてみましょう。ラップサイディングの最大のメリットは、そのデザイン性です。

外壁材を重ね張りすることで、窯業サイディングや金属サイディングでは出せない、立体感のあるアメリカンスタイルの外観を演出できます。

豊富なカラーバリエーション

また、ラップサイディングはカラーのバリエーションが多く、このカラーの選択肢が増えることで、自分の好みに合わせた外観にできます。

「もっとオシャレにしたい」、「他の住宅と異なる外観で独自性を持たせたい」という人にとってはラップサイディングがオススメです。

では、メリットをまとめてみましょう。

その他のメリット

1:海外風住宅の雰囲気が演出できる

2:メンテナンス費用が安い
コーキング剤も使わなくて済むので、定期的なメンテナンスがほぼ不要です。

3:1日の中で異なる表情の出る外観
ラップサイディングは1枚1枚張っていくので、影ができて立体感がでます。朝日を浴びている時間帯と夕日を浴びている時間帯では、家の印象が全然違います。飽きの来ないデザインが実現できます。

4:汚れが目立ちにくい

5:周囲の家と差別化できる

このラップサイディングを採用している住まいは少ないため、ご近所でもランドマークになるような外観にすることが可能です。

ラップサイディングの気になる評判は?

さてこの、ラップサイディングでお家を建てた方たちの評判を見てみましたが、皆さん、概ね満足されています

もともと、このラップサイディングを選択する施主は、最初からお家のかっこいいプランを練っていますので、もちろんこの外壁もこだわりを持ってセレクトしていることでしょう。

デメリットも含めて納得した上で、ラップサイディングの外壁を使用しているので、不満は少ないようです。

ラップサイディングの耐久性・メンテナンスは?

ラップサイディングは、もともと北米のたくましい家の外壁材ですので、耐久性は高く、長く美しさを保つことができます。

通常のサイディング壁と比べるとシーリングの施工箇所が少なく、そのため、メンテナンス時のシーリング補修(打ち替えや増し打ち)の費用を抑えることができます

メンテナンス頻度に関しては、通常のサイディング壁とラップサイディング、どちらも10年ほどです。また、材質が木質系の場合はもっとメンテナンス頻度が高まりますが、樹脂系の場合はメンテナンス不要になるので、ランニングコストを抑えたい人にはこの樹脂系がオススメです。

ラップサイディングのデメリット

ラップサイディングは、通常のサイディングと比べると、導入コストがかかります。

ラップサイディングの相場は、100㎡につきおおよそ「約200〜250万円」ほどで、通常の窯業サイディングの「1.2~1.5倍(素材によります)くらい」と言われています。

通常のサイディングと比較して費用が高い理由としては、まず「サイディング材の代金が高い」こと。

そして施工面で、ラップサイディングは重ねて張っていくため、通常のサイディングと異なり、手間がかかります。そのため、「人件費が高く」なります。

施工職人も限られますので、全体的に費用が割高となることが多いようです。

ラップサイディングの寿命は何年?メンテナンスを検討するとき

ラップサイディングは、耐用年数が約25年です。一般的なサイディングよりコーキング材などを使わないため、寿命も長めとなります。

ですが、まったくメンテナンスしなくても良いワケではなく、不足の事態で壁が傷んだ、汚れたという時は修繕や塗装が必要になります

メンテナンスを検討するケースは以下です。

  • 外壁にカビやコケなどが発生したとき
  • 外壁が色あせてきたとき
  • 外壁にひび割れ(クラック)があるとき
  • 台風や落下物で外壁が破損してしまった

その他の注意点

窯業サイディングと違い、重ね張りしている都合上、一枚だけ張り替えることが出来ません

つまりは部分的補修ができないため、不具合があると、その一面張替えが必要になってしまいます。また施工できる業者がまだ少ないのが現状です。

ラップサイディングを使ってアーリーアメリカンなお家を計画しても、施工業者が身近にない!?ということも。お家づくりの計画を始めたときは、まず施工会社をチェックしてからにしましょう。

さまざまなラップサイディングでつくるインターデコハウスの北米風住宅

オシャレなラップサイディングが魅力の北米風住宅

ここでは輸入住宅ブランド「インターデコハウス」で建てたラップサイディングの家の施工例をご紹介します。

 

このお家のラップサイディングの色は「ペールブルー」です。落ち着きのある印象ですね。窓枠やカバードポーチのホワイトとステキにマッチしています。

 

ラップサイディングは「ホワイト」です。シンプル&モダンなデザインで、大きなウッドデッキが外観のアクセントにもなっていますね

 

外観の一部にラップサイディングを採用しています。カラーは「クレアブルー」です。外観に絶妙なアクセントをつくり、ブルーのストライプのオーニングが似合っています

 

ホワイト」のラップサイディングです。玄関ドアは木目で、ブラックアイアンのデコラティブなデザインがステキ度をアップしていますね

 

以上、インターデコハウスのラップサイディングを使用した北米風住宅をご紹介しました。

カラーは多彩でお好みの外壁にできます。

オシャレなラップサイディングの家づくりを検討中のファミリーは、まずインターデコハウスに相談してみましょう!

Writer

デコスタイルマガジン編集部Miki

インターデコハウスの「自分好みの輸入住宅を建てたい方の為のお役立ち情報メディア」Déco Style Magazine(デコスタイルマガジン)編集部ライターです。
北欧・南欧・北米のライフスタイルやインターデコハウスの暮らし情報、家づくりネタなどを配信しています。

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