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輸入住宅について 2020/11/17

デコスタイルマガジン編集部 Miki

アメリカンスタイルの輸⼊住宅の平屋の特徴。どんな間取りがある?

アメリカンスタイルの住宅の工法

アメリカンスタイルの住宅で最も特徴的といえるのは、日本の住宅とは工法がまったく異なることです。

日本では木材を柱や梁、筋交いなどで構成する木造軸組工法が昔から使わている工法なのですが、アメリカンスタイルの住宅は規格化された木造と合板を用いた枠組み壁工法が一般的。

木材の規格は2×4、2×6(ツーバイシックス)などになります。

角材と合板を接合して面をつくり、これらを組み合わせて住宅を建てます。

屋根、壁、床などを面で支えるため、外力に強くねじれや変形がしにくい頑丈な住まいを実現。

さらに北米の寒さにも耐える家をつくるため、気密・断熱等の性能が高いのも特徴です。

気密性を高くし、三層の窓にするなど冬の暮らしをより楽しむために暖かな住まいとなっています。日本の風土にも向いていて、私たちも検討しやすい住宅スタイルといえるでしょう。

日本の住宅より大きい「モジュール(サイズ)」

この輸入住宅によるアメリカンスタイルの大きな特徴は、まず家のサイズが違うことです。

日本では910mmや1000mm(メーターモジュール)を基本としていますが、アメリカの輸入住宅では1220mmが基本となります。

このサイズの違いによって、アメリカの輸入住宅は日本のサイズの家より「広い、開放的」なのが特徴。天井も高くなるため、空間が広く、より伸びやかな暮らしを実現することができます。

そして廊下も幅を広くできますので、自然とゆとりも感じられます。

また日当たりやロケーションを意識した大間口の窓なども可能なので、プランニングするときも楽しく夢を詰め込むようにワクワクした気持ちになれるでしょう。

アメリカンスタイル住宅のデザイン

アメリカンスタイルの住宅といえば、代表的なのはアーリーアメリカン。

三角屋根、ラップサイディング、窓が上下に移動するダブルハングウインドウなど、外観を彩るパーツひとつでも素敵なデザインが目をひきます。

そして年月が経っても美しく・・住まいの伝統を大切にすることが特徴です。

現地の人々は自分たちの住まいを愛し、そして大切にし、室内を磨き上げながら思いおもいの暮らしを重ねていきます。私たちにとっては見るだけでワクワクするような、ゴージャスな印象を受ける住まいも、そこに住まう人々の歴史を感じるからでしょう。

何代も使用しているインテリアや、アメリカを印象付ける大らかさなど、自分たちにも取り入れたいものはたくさんあると思います。

▼アメリカンスタイルの輸入住宅についてはこちらの記事も参考にどうぞ

アメリカンスタイルの輸入住宅「平屋」

アーリーアメリカンな平屋を実現しよう

ではこのアメリカンスタイルの「平屋」は可能なのでしょうか。それはもちろんYES!輸入住宅は大好きだけどもうちょっとコンパクトに暮らしたい。そんな方には平屋がおススメです。

モジュール(サイズ)が大きいため、1階だけでもゆとりのある暮らしが可能です。さらに天井は屋根成りの斜め天井を生かせば、天井も高く、より開放感を味わえるでしょう。

ですが、やはり1階のみの空間構成になりますので、メリットもデメリットもあります。これは輸入住宅に限らず、一般住宅の平屋でも同様です。

平屋のメリットは?
  • 1階だけで完結するため、動線がラク
  • 2階への上り下りがないので、ゆったりと暮らせる
  • 子育て世代からシニア世代まで幅広く暮らせる
  • 建築費のコストダウンが可能
平屋のデメリットは?
  • 部屋数が少なくなるため、プライバシーの確保は工夫しなければいけない
  • 日当たりを十分に考えたい、要検討
  • 敷地はある程度ゆとりのある広さであること
  • 寒冷地では除雪、落雪、雪捨て場なども最初に考えておくこと

このようにメリット、デメリットはあるのですが、平屋で大きなポイントになるのは間取りの工夫になると思います。

家族が集うには楽しい平屋ですが、ひとりの時間を楽しむ、プライバシーはどうなの?という「そんな場所がなかった!」というような後悔をしないために、最初からじっくりと検討しましょう。

[今回書いた平屋の記事へのリンク]

アーリーアメリカンな平屋を考える

アーリーアメリカンな住宅で平屋を検討するときは、まず主要のパブリックスペース、LDKを考えるとともに、個室や収納スペースの位置を検討していきます。

リモートワークなどに活用できる書斎スペースや、キッチンそばのママコーナーなど、プラスワンの空間も検討してみましょう。こうすることで、夫婦それぞれがひとりになれるスペースがあり、自分たちのやりたいことができるようになります。

▲②のファミリールームは、ゆるやかにリビングと繋がった小部屋です。
パパの書斎にしたりママのお部屋にしたり子どもの勉強部屋に使ったり、使い方は家族次第。

そして例えばお子さんが2人の場合、子供部屋はひとつにし、後に間仕切りができるようにしておくのもよいでしょう。小さな頃は仲良く遊び、年頃になると書籍棚などを並べて仕切ると、プライバシーの確保ができます。

一方室内デザインは2階建ての住宅と同じです。開放的なモジュールの各空間を自分らしく、そしてアメリカンなテイストを生かした、伝統美をポイントにデザインしてください。

きっとまるで昔からあるような味わい深いアーリーアメリカンな住宅になることでしょう。

スキップフロアやロフト、小屋裏などを活用する

さらに平面的ではなく、タテの空間構成も考えてみます。まず明るさを確保するためにトップライトを付けましょう。

さらにスキップフロアで空間に独立性を持たせたり、高い斜め天井を生かしてロフトを設けると、ここもプラスαのスペースになります。

お子さんたちのベッドルームにしたり、書籍スペースにしたり、アトリエ代わりにするなど、使い方は多彩。ライフスタイルに合わせて検討してください。

また、上部を小屋裏にして収納スペースにしても良いかもしれません。収納スペースが多いほど機能的で便利な暮らしを実現します。

普段あまり使わないけれど、収納しておきたいモノたちは小屋裏を利用すると良いでしょう。

[今回書いた中二階の記事へのリンク]

ウッドデッキやテラスにはカバードポーチ

家の外回りにウッドデッキやテラスを設けて、この部分まで屋根を延ばすことをカバードポーチといいます。こうすることで、ウッドデッキやテラスが雨や雪にさらされることが少なくなります。このカバードポーチもアメリカンハウスの特徴のひとつで、ロケーションに恵まれた土地の場合は特にプランニングしてほしいものです。

テラスには椅子やテーブルを置いて、ゆったりと景色を眺めながらお茶を楽しむ。そんな毎日を過ごすことができるでしょう。

アメリカンテイストの平屋プラン例

いかがでしたか?今回ご紹介させていただいた写真は、輸入住宅ブランド「インターデコハウス」の画像でした。

インターデコハウスは、南欧、北欧、北米の3スタイルのテイストを展開し、各テイストで様々な商品・プランのご提案が可能です。

例えば北米テイストの「レイズ」という商品には平屋プランもございます。

アメリカンテイストの住宅「レイズ」について

①パウダールーム

広々とした洗面室。必要なものはすべてしまえるようになっているので作業効率アップ!お風呂とトイレが近くにまとまっているのもポイント。掃除時間の短縮につながります。

②ファミリールーム

家の真ん中にある家族の部屋。趣味の部屋にしたり子どもの遊び場や勉強部屋にしたり、使い方のアレンジが豊富です。ちょっとしたお部屋が家族の生活を豊かにします。

③キッチン

ほどよく壁に囲まれたキッチンは料理に集中できるスペースに。対面式キッチンなのでリビングにいる家族の様子が見えて、小さなお子様がいらっしゃるママも安心です。

④主寝室

ウォークインクローゼットのある主寝室。ゆとりある空間となっているので、朝までぐっすり寝られます。

インターデコハウスではこの間取りプランのみならず、お客様のご要望に合わせたプランのご提案が可能です。もちろんプラン作成は無料となっておりますのでまずはお気軽にご相談下さい。

もっと詳しくインターデコハウスのことがわかる資料もご用意しています!

 

\北米テイスト・アメリカンテイストの家についてはこちら/

 

Writer

デコスタイルマガジン編集部Miki

インターデコハウスの「自分好みの輸入住宅を建てたい方の為のお役立ち情報メディア」Déco Style Magazine(デコスタイルマガジン)編集部ライターです。
北欧・南欧・北米のライフスタイルやインターデコハウスの暮らし情報、家づくりネタなどを配信しています。

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